コラム

2020年9月26日
～大阪の交通事故弁護士～　損害保険会社から、お仕事をいただかない弁護士

２０２０．９．２６

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

私の強みの一つとして、損害保険会社から、お仕事をいただかないことがあげられます。

私自身の性格としては、様々なことについて、ポジションをはっきりさせたいというところがあります。交通事故事件の被害者側しか扱わない弁護士として、明確かつ絞り切ったポジションをとっているので、それに整合するビジネスモデルを構築したいと考えています。交通事故事件の被害者側の弁護士として、損害保険会社を相手として、最善を尽くすわけですから、損害保険会社とのお付き合いは、節度を持ったものにしなければ、やはり普通の人たちは私を信頼してくれないと思います。

私にとっては、当たり前のことなのです。しかし、ある同業者から、「被害者側を一生懸命にやっていると、いつか保険会社からもお声がかかるよ」と言われて、愕然としたことがあります。弁護士業界では、そういう考え方の方が当たり前なのでしょうか？なんか「仕事乞食」みたいな発想で、不潔な感じがしました。

ちなみに私は、年に数回は損害保険会社の社員さんから、うちの仕事をして下さいと言われますが、一瞬で断っています。

この瞬間ほど、自分を誇らしく思うときは、あまりありません。