コラム

2020年5月20日
～大阪の交通事故弁護士～　大阪弁護士会交通事故委員会のお仕事です

２０２０．５．２０

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

今日は、大阪弁護士会交通事故委員会の判例分析部会の日です。しかも、私が発表をする日です。また、担当する裁判例の中に、１つだけですが非常に複雑なものがあります。そのため、発表の準備にかなりの時間をとられてしまいました（正直、業務妨害レベルです）。仕事もあるので継続的に作業できるというわけでもなく、中断して電話に出て、また発表準備に戻り、を繰り返すという、効率的ではない作業を強いられました。

ただし、今回も判例分析部会はＷＥＢ会議方式での開催です。大阪弁護士会館への往復時間は節約できるのでよしとしましょう。

また、裁判例の全体を満遍なく調査するという作業はなかなか日常業務ではやりませんので、このような機会は貴重です。普段の仕事で裁判例を調べる際は、例えば、後遺障害逸失利益のところはどう書いているだろうか、といくつかの裁判例の特定個所を比較しつつ横断的に読んでいくことが多く、判決文の全体を見て裁判官のバランス調整作業に思いを致すこともあまりないような気がします。

このような研鑽に時間を割く価値は、かなり大きいのではないか、そう思いながらやっております。