コラム

2020年3月4日
～大阪の交通事故弁護士～　トイレットペーパーの件

２０２０．３．４

今日も大阪市天王寺区（大阪上本町・谷町九丁目）の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。

トイレットペーパーの買い占め問題について、ゲーム理論からの分析記事

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200304-00000059-zdn_mkt-bus_all&p=1

がありました。

正直、個々の人間にとっては、自分が利用できる範囲の小売店で買えるかどうかだけが問題であり、デマかどうかはどうでも良いのではないか、と受け止めるのが自然でしょう。こういうときにかしこぶって、行列に並ぶ人を揶揄する人間にはなりたくないですね。私は並びませんが、それは我が家に在庫がある程度あるからに過ぎません。

ちなみに、実際の個々人の行為が合理的であるかどうかは、

１　自宅内在庫の量

２　現在価格の普段の小売価格からの乖離率

３　流通混乱が収束するまでの予想期間

４　その人の時間単価や健康状態、気候

など、様々な事情に基づいて判断すべき問題であり、仮に自宅内在庫が乏しければ、とにかく買う以外に選択肢はないでしょう。また、子育てが終わって時間のある専業主婦などで健康な人が、良く晴れた暖かい日に、良心的なスーパーなどで普段の小売価格と同水準の価格で買えるのであれば、流通混乱が収束するまでの期間は事後的にしかわからないことを考慮して、自宅内在庫がある程度あっても保険として買っておこうとするかもしれません。

と、我ながら実にくだらないことを書いていますね。私の時間単価は、決して安くはないはずなんですがね…。仕事します。