2020.2.28
今日も大阪市天王寺区(大阪上本町・谷町九丁目)の事務所で、交通事故被害者からの受任事務を処理しています。
世界同時株安です。機関投資家の場合、なかなか株を売り切れませんので、こうなってしまうと落ち着くまで時間がかかります。潜在的な売り注文が積みあがっている様子をイメージしています。
現在、積立NISA等以外に株式や投資信託を持っていない私は、高みの見物状態ですが、株式をお持ちの方は不安で仕方がないことでしょう。私も、株式を保有した状態でリーマンショックや3.11に突入した経験があります。今の個人投資家の中には、そういう経験がなく、アベノミクスで株価が上がる時代しか知らないという方も少なくないでしょうが、これも相場です。本当に本当に本当に、厳しい世界なんです。
去年12月に、夏から保有していたS&P500指数に連動する、いわゆるインデックスファンドを売り切って利益確定したのは正しい判断だったことが証明されました。更に同時期に、弁護士法人が加入している確定拠出型年金についても、新興国や世界株式指数連動のインデックスファンドから、定期預金という極めて地味な運用先にスイッチしておきました。ここまですることが本当に正しい判断なのかには議論があるでしょうが、今となってはあの時の自分に感謝です。好調だった米国株が、何か調整材料を探しているようにも見えたので、利益確定を徹底させることを選ぶことができたのは、これまでの自分の経験の賜と言えるでしょう。
積立NISAもいったん利益確定を考えたのですが、これは制度上、頻繁に売り買いをすると旨味がないものですから、やめておきました。この判断については、今でも正しいと考えています。
今後は、3月15日頃を目途に、「SBI・バンガード・S&P500」というお気に入りのインデックスファンドを購入するつもりで、相場を観察し続けることになると思います。それまでにS&P500指数が2000位まで落ち込んでくれれば良いのですが。過剰に売られていると判断されれば、ゴーです。そうでなければ何もしないでしょう。勝つか負けるかわからない勝負をする気はないので。私は、勝つと決まってから戦うことにしています。
ちなみに、日本株については、短期的なリバウンドで上がった時を狙って売るのが唯一の正解かと思いますが、そこまでするのも面倒くさいかな、と。また、愛国心に反するような気もしますね。
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